環境方針
- ・製品開発から製造、販売まで環境負荷低減を目的として素材、加工技術を包装設計に導入する
- ・生産工程における温室効果ガスの削減目標を立て実行する
- ・国の掲げるゼロエミッション達成に向け、リサイクルスキームの構築に貢献する
温室効果ガス削減について
熊谷グループでは、地球環境問題を重要な経営課題の一つとして捉え、事業活動全体を対象としたGHG排出量(サプライチェーン排出量)の算定を試みました。
発生するGHGは主に二酸化炭素であり、燃料使用に伴う排出(Scope1)および電力消費に伴う排出(Scope2)は、合わせて約4,000トンに及ぶことが分かりました。
これらの排出量削減に向けて、製造工場の省エネ活動を推進していきます。
また、その他の事業活動に関連する排出(Scope3)は全体の約80%を占めており、原材料の購入、販売した製品の廃棄による排出が主であることが分かりました。
パッケージの減容化や環境配慮素材の活用等を通して、できうる限り環境負荷の少ない製品設計に取り組んで参ります。
産業廃棄物削減について
熊谷グループで発生した生産ロスや端材などの廃プラスチックは、発電用の燃料(熱回収)、またはプラスチック製品の再生原料(マテリアルリサイクル)として有効活用されています。
資源循環の貢献に向け、工場内の分別の徹底、原料の合理化、複合素材の再生原料化の検証などを通して、マテリアルリサイクル率の向上に努めて参ります。
また、生産ロス削減や設計の合理化による、廃プラスチック量の排出抑制を推進していきます。